「医療・福祉」の賃金は前年から0.7%減の27万2100円。男女別に見ると、男性は2.6%減の35万1600円で、女性は増減なしの24万3800円だった。平均年齢は男女とも39.4歳で、勤続年数は男性が8.2年、女性が7.5年。
調査は、常用労働者を5人以上雇用する民営事業所と10人以上雇用する公営事業所7万8431事業所が対象。今回の概況では、民営事業所のうち有効回答があった4万6080事業所の09年6月分賃金についての集計結果を発表した。この調査で用いている「賃金」とは、所得税などを控除する前の現金給与額で、時間外勤務手当や深夜勤務手当、宿日直手当などの「超過労働給与額」は含まない。
【関連記事】
・ 介護職員処遇改善交付金の不正通報窓口を設置―大阪
・ 介護報酬改定後、月9千円賃金アップ―厚労省が速報値
・ 介護職員処遇改善交付金の申請率は80%に―厚労省
・ 「介護労働実態調査」で議論―介護給付費分科会
・ 月1万円の賃金引き上げや定期昇給を要求へ―介護クラフトユニオン
・ もんじゅ再開へ協議申し入れ=地元福井県などに−原子力機構(時事通信)
・ 印刷局、財務省に戻すことも=独立法人へ天下り「巧妙」−枝野行政刷新相(時事通信)
・ <転倒事故>電車ドアにステッキ挟まり男性骨折 東京・足立(毎日新聞)
・ 12カ月連続の貿易黒字=輸入が15カ月ぶりプラス−1月(時事通信)
・ 高校受験の教育費、8割超が負担(産経新聞)